丸ノコの使い方 キックバックの原因 丸ノコのブレ

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丸ノコで材料を切断しているときに、丸ノコ本体がブレることがあります。
ブレるというのは、本来ならば、真っ直ぐに丸ノコを進めなければならないところ、丸ノコが斜めを向いてしまうことです。
写真は、丸ノコがブレている状態をオーバーに写したものですが、こうなってしまうと、チップソーの胴の部分が材料に触れてしまいます。
ここでキックバックの可能性が出てきます。

それでは丸ノコがブレてしまう原因はなんなのか?
ひとつは、丸ノコを押し進めるスピードが、刃先の切り進むスピードよりも勝ってしまうことです。
これは、丸ノコの進行方向前部が硬い部分に当たるなどして、ブレーキがかけられているような状態なのに、丸ノコの後部をそのままグイグイ押し進めているような場合に発生します。
これに対しては、丸ノコが材料を切り進んでいく状態を、目で見て、耳で聴いて、丸ノコを持つ手で感じるしかないと思います。
くれぐれも力任せに、丸ノコを押し進めようとしないことですね。

丸ノコがブレる原因のもうひとつは、平行ガイドをうまく使えていないようなときです。
自分では平行ガイドを使って、真っ直ぐに切り進んでいるようなつもりでも、平行ガイドがずれたり外れたりしていることがあります。
この場合は、平行ガイドを材料にしっかりと沿わせること、そしてそのためには、ある程度の慣れが必要です。
慣れないうちは、平行ガイドがうまく材料に沿っているかを、常に気にかけていてください。
ただし、状況確認のために、稼働中の丸ノコに顔を近づけて覗き込まないこと。
顔を近づけている状態でキックバックが起きると、とんでも無いことになります

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丸ノコの使い方 キックバックの原因 横挽きの場合

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丸ノコで、材料の長さを切断する場合にも、キックバックは起こります。
というよりも、この場合のキックバックが一番危険だと思います。
縦挽きの場合は、それなりの態勢を整えて作業を行うことが多いのですが、長さを切断する場合は、態勢不十分のまま気軽に作業を行うことが多いせいかもしれません。

左手で材料を持ち上げて、右手で丸ノコを操作。
キックバックが発生するも、右手一本では丸ノコを支えきれずに、丸ノコが自分のほうに飛んできて、自分の身体を傷つける。
こうゆうパターンがよくあります。
まず態勢を整えてから作業を行うことです。

横挽きの場合のキックバックは、材料を切り終える直前に発生することが多いようです。
横挽きの場合、ある程度まで切り進んでも、縦挽きほど材料は垂れ下がってきません。
それが、最後の切り終わりの段階で、ガクッと材料が垂れ下がってきます。
ここで一気にキックバックです。

このキックバックを防ぐためには、材料の切り終りで、丸ノコを進める手を緩めないことです。
どうしても切り終わりの段階では、丸ノコを進める手を緩めがちになりますが、これが危ない。
切り落とされる材料のことなど気にせずに、一気に切りきってください。

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丸ノコの使い方 キックバックの原因 縦挽きの場合

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写真は、丸ノコで板材を曳き割るさいの状況を、誇張して写したものです。

向かって右側が母材から曳き落とされる部分です。
こちらの部分は、丸ノコで曳き割る作業をしている間に、母材のほうに向かって垂れ下がってきます。
これが、真っ直ぐ下に垂れ下がってくれれば問題はないのですが、曳き落とされる部分が母材とつながっているため、どうしても母材のほうに向かって垂れ下がってきます。
となると、垂れ下がった部分は、チップソーの面の部分に当たって擦れるようになってしまい、チップソーの回転を妨げ始めます。
これがこうじてくると、キックバックが発生してしまうというわけです。

では、このような状況に陥らないためにはどうしたらよいか?

ひとつは、曳き落とされる部分の垂れ下がりを少なくしてやることです。
垂れ下がる量が少なくなれば、母材のほうに向かってくる力も少なくなり、チップソーの面と曳き落とされる部分との間に発生する、摩擦力も少なくなります。
つまり、曳き落とされる部分が垂れ下がり過ぎないように、下から支えてやるような仕組みを、作業台の上に設けておくことです。
具体的には、材木などを支えとして下に置いておくだけのことです。
間違っても、自分の手や足で支えたりしないでください。
大怪我のもとです。

もうひとつは、チップソーの曳き溝を、無理やり広げてしまうことです。
そうすれば、チップソーの面と曳き落とされる部分の間に、摩擦は発生しなくなります。
曳き溝を広げるには、クサビなどを曳き溝に押し込んでやればOKです。
ただ、あまり強くクサビを押し込んでしまうと、材そのものが割れてしまうことがあります。
その点は注意が必要です。
いうまでもありませんが、この場合も、自分の手や足は使わないでください。

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丸ノコの使い方 キックバックの原因 面

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丸ノコのキックバックの多くは、回転するチップソーの面のほうが原因となって発生します。
そのメカニズムは単純で、回転する面に材料が触れて、面と材料との摩擦でチップソーの回転が妨げられるためです。

本来、チップソーの刃は、アサリが付いて面よりも広がっているため、チップソーの曳き溝は面の厚さよりも広くなるはずです。
そして切断する材料とチップソーが触れるのは、刃先だけのはずなのですが、種々の要因により、刃先だけでなく面のほうにも材料が触れてしまうことが多々あります。
つまり、キックバックを防ぐには、面に材料が触れるような要因を、一つ一つ排除していけばよいことになります。

とはいっても、言うは易しです。
面が材料に触れる要因はわかっていても、なかなか排除できないのが現実です。
つまり、わかってはいるんだけど、キックバックが起こってしまう、ということです。
ただ、わかっているいないでは、心構えが違ってきます。
キックバックにはそれなりの心構えが必要ですからね。

以降、面が材料に触れてしまう原因と、それに対する対策を挙げてみるつもりです。

丸ノコの使い方 キックバックの原因 刃先

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丸ノコのキックバックは、回転しようとするチップソーに、高い負荷がかかって回転できなくなることによって発生します。
そして、チップソーの回転に高い負荷がかかるのには、いくつかの原因が考えられます。

原因の一つは、チップソーの刃先で発生します。
調子よく材料を切断中のチップソーが、節などの硬い部分にぶつかってしまい、急激に回転が止まってしまうようなときです。
丸ノコ本体を調子よく進めていたところ、硬い部分にぶつかって跳ね飛ばされるという感じです。

写真は柱材の断面で、濃い色の部分が節です。
節というのは通常の部分よりも硬く、釘を打ち込もうとすると釘が曲がってしまったり、ノミを使おうとすると刃こぼれがすることがあります。
節とはそれほど硬いものなのですが、存在がわかっていればそれなりの心構えができます。
しかし、写真でわかるように、無垢材には材料の表面に表れてこない節があるのがやっかいです。
そのため、無垢材はベニヤなどの合板類よりも注意が必要なんですよ。

同様なことが、材料の切り始めにも発生することがあります。
空転状態でほとんど負荷がかかっていないチップソーを、勢いよく材料に切り込ませようとすると、材料の硬軟にかかわらず、キックバックが発生する可能性があります。
また、材料にチップソーの刃を当てた状態で、チップソーを回転させようとすると、チップソーが回転せずに、丸ノコ本体のほうが回転しようとすることがあります。
材料の切り始めは、チップソーを充分に回転させてから、しずかに材料に切り込んでいくことです。

ちなみに古材を切断するときなどに、古釘にぶつかることがあります。
古釘程度でしたら、丸ノコのチップソーはそのまま切断してしまいます。
ただ、古釘を切断してしまったチップソーは、一気に切れが悪くなってしまいます。
古釘は抜いておくに越したことはありません。

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丸ノコの使い方 キックバックとは

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電動工具を使用する上で、非常に怖い現象にキックバックとうい現象があります。
これは、電動工具の刃などの作動部分が材料に負けて、作動部分が動かなくなってしまい、その結果、作動部分が動く代わりに、電動工具本体や材料のほうが暴れてしまうことです。
つまり、材料が切れずに、刃が付いた電動工具が飛んできたり、材料が跳ね飛ばされたりすることです。
また、電動工具が暴れることによって、刃に無理な力がかかって、刃が折れて飛ぶこともあります。

そしてキックバックは予期せぬときに起こりがちです。
調子よく作業を進めているときに、突然起きてしまうことが、被害を大きくしてしまうのかもしれません。
キックバックを起こさないような方策を採ることが、一番大事なことではありますが、常に頭の中にキックバックが起こる可能性を、入れておくことも大事なことだと思います。

ここで丸ノコのキックバックです。
丸ノコの場合は、チップソーが回転する方向に、丸ノコ本体を進めながら材料を切り進んで行きます。
ということは、丸ノコ本体を進める身体のほうは、丸ノコの後ろ側に位置しています。
そのとき、チップソーに高負荷がかかって回転が止まってしまうと、丸ノコ本体が、進行方向とは逆方向に跳ね返されることがあります。
つまり、自分の身体のほうに丸ノコが飛んでくることがあるわけです。
これは怖いですよ。
大きな怪我につながる可能性が高いですからね。

まずは丸ノコを購入した際のマニュアル類を、きちんと読んでみてください。
『安全に使う上で・・・』 などと書いてある部分は読み飛ばしがちですが、かなり大事なことが書いてありますからね。

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丸ノコの冶具 直線定規

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あり合わせの材料で作った直線定規です。
定規の切断面を、材料の切断する箇所にあてがい、丸ノコをガイド面にそわせて押していきます。
単純ではありますが、使える定規です。

作り方は簡単。
ガイド面になる部分に、きっちりとした直線が出るような材料を持ってくるようにして、2枚の板材を張り合わせるだけです。
きっちりとした直線が出るような材料とは、ベニヤ材の端部やフローリング材などがいいでしょう。
また、定規の材料にする板材は、反りのないものを選んでください。

2枚の板材を張り合わせる際には、ガイド面と切断面の間隔を広めに取っておき、2枚を張り合わせた後で、丸ノコをガイド面にそわせて余分な部分を切り落とします。
2枚の板材の張り合わせは、ビスや釘などを用いておくと、切断面が荒れて使いにくくなったときに、板材をずらすことによって、新たな切断面を作ることが出来ます。

また、ビスや釘を用いて板材を張り合わせると、ビスや釘が2枚の板材を突き抜けてしまうことがありますが、突き抜けてしまったビスや釘の先端は、きっちりと玄翁などで曲げてしまったり、叩き折ってしまってください。
出っ張っていると直線定規が滑ってしまい、押さえが効かなくなってしまいます。
このようなことを嫌って、板を突き抜けないような短いビスや釘を用いてしまうと、張り合わせが不十分になることがあります。
それはそれで危険なことになる恐れがあるので、出来ればきっちりと突き抜けるようにして、張り合わせたほうがいいと思います。

直線定規を使う際に気をつけることは、定規を動かさないようにすることです。
これが一番難しいかもしれませんね。
慣れないうちは、切断する材料に、定規を釘止めしてしまったほうがいいと思います。
釘止めの場合、切断する材料に釘穴が開いてしまいますが、釘穴程度なら、それほど気になるものではありません。
まして、後から塗装処理を施すのならば、まったく問題ないといっていいと思います。
慣れないうちはクランプなどで挟んで止めるよりも、釘止めのほうがいいですよ。

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丸ノコの冶具 ベースとチップソー

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丸ノコで冶具を使うとき、もしくは冶具を自作するときに、知っておいたほうがよいと思うことを、何点かあげておきます。

写真は丸ノコの裏側を写したものです。
材料を切断する観点からベースの構成をみると、ベース右端からチップソーのあさりまでの右ベース幅、チップソーのあさり幅(曳き幅)、ベース左端からチップソーのあさりまでの左ベース幅から成っています。
あさり幅については、チップソーによってまちまちですし、実際に切断するときには、チップソーのカタログデータどおりとは限りません。
また、あさり幅というのはけっして無視できる寸法ではないため、材料を試し切りして寸法を把握する必要があると思います。
ということで、まずはこの寸法関係をおさえておいて下さい。
実際に丸ノコを使うときには、このような寸法を意識せずに使える場合がほとんどですが、知っておいて損はないと思います。

通常、冶具を使うときには、ベースの右端もしくは左端を、冶具に沿わせて使います。
そしてベース右端を使って材料を切断するときには、右ベース幅までの寸法が必要になる場合と、右ベース幅プラスあさり幅の寸法が必要になることがあります。
これは切断する材料の、どちらの部分を使うのかということで、右ベース側の材料を使うときと、左ベース側の材料を使うときで、あさり幅を見込むことが必要になったり、不要になったりしてきます。
あさり幅を見込まずに切断してしまうと、寸法が足りなくなってしまいます。
長い分には再度切断すればいいだけですが、短くなってしまうと材料そのものが使えなくなってしまいます。
プロの大工さんも、ときどき間違えることがあるんですよ。

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丸ノコの冶具 造作ガイド

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こちらは丸ノコの造作ガイドです。
メーカーよっては傾斜定規などと呼ぶこともありますが、用途は同じで、材料を一定の角度で切断するために用います。
ここで切断といいましたが、このような造作ガイドを使った切断は、ベニヤなどの幅の広い材料を切断するのではなく、柱材や30cm程度までの板材を、切断するために使うためのものと考えてください。
慣れないうちに長い距離を切断しようとすると、切断する角度が狂ったり危険であったりします。
また、厚みのある材料を切断するときも注意が必要なので、慣れるまでは幅の狭い板材程度で、済ませておいたほうがいいと思います。

正直いって、プロの大工は平行ガイドはよく使いますが、造作ガイドのほうはあまり使いません。
短い距離を切断する場合は、造作ガイドを使わずにいきなり切断してしまいますし、長い距離を切断する場合は、別の冶具を使うことが多いためです。
この別に冶具については別途紹介するつもりです。

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丸ノコの冶具 平行ガイド

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丸ノコの平行ガイドは、材料を縦に曳き割る(切断する)ときに使います。
丸ノコのベース部分に開いている差込み口に、平行ガイドを差し込むことによって、丸ノコ本体と曳き割る材料との間隔を一定に保つための冶具です。

曳き割る材料と丸ノコの間隔が一定に保たれるということは、材料を平行に曳き割ることが出来るということで、現場で幅の一定な板材を作るときに使われることがあります。
ここで現場といったのは、作業場で幅の一定な板材を作るときには、固定式の丸ノコ盤を用いるからで、固定式の丸ノコ盤のほうが、安全で綺麗に材料を曳き割ることが出来ます。
つまり、丸ノコの平行ガイドとは、固定式の丸ノコ盤がない場合に、臨時に使うものといっていいかもしれません。
もちろん使い慣れれば、それなりに平行な材料が得られますが、使い慣れないうちは、過大な期待をしないほうがいいと思います。

写真に3種類の平行ガイドを載せてみました。
向かって右側の平行ガイドは、丸ノコ本体に付属していたものです。
これでも使えることは使えるのですが、材料を受ける部分が小さすぎて不安定です。
そのままでは小さすぎる材料受けに、板材をビス止めしたものが向かって左側で、これが私にとって、今のところ一番調子よく使える平行ガイドです。
板材のビス止めについては、材料受けのほうにあらかじめビス穴が開いているはずです。
また、ビス止めする板材については、使う人なりにいろいろ試してみるしかないと思います。
ちなみに、写真に写っている板材は幅広のものですが、幅の広いほうが使ううえでの安定性はあります。
ただ、幅が広いため、平行ガイドの使いしろが少なくなってしまいます。

中央に黒っぽく見えているのは、別途購入した平行ガイドです。
こちらは、材料受けのほうにコロが付いているため、滑りがよくなっています。
また、長さのほうもいろいろあるため、長いのものを選べば、幅の広い平行な材料を曳き割ることが出来ます。

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