丸ノコの使い方 保護具

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丸ノコに限ったことではありませんが、木工作業を行うには作業におうじた保護具が必要です。

向かって左側は保護メガネです。
これは、木工作業では一番ないがしろにされている保護具ではないでしょうか。

丸ノコ作業では、切断屑が飛んでくるのはもちろんですが、場合によっては、チップソーの刃先が折れて飛んでくることもあります。
また、墨壷を使って墨を出す(線を引く)際に、針の付いたピン(カルコ)が飛んでくることもあります。
浮遊しているおが屑ぐらいなら、たいしたことはありませんが、硬いものが勢い良く目に飛び込んでくると大ごとです。
保護メガネを鬱陶しがらずに、使用したほうがいいですよ。

ただ、電動工具を購入すると付いてくるような、おまけの保護メガネはやっぱり使いにくいです。
ホームセンターなどで、自分に合った保護メガネを選んでください。
費用はかかりますが、目に怪我をしてからでは遅すぎます。

向かって右側は軍手です。
これは、丸ノコを含めた回転系の電動工具では、使ってはいけない保護具です。
軍手が回転部分に触れると、軍手をした手ごと回転部分に巻き込まれることがあります。
これも怖いですよ。

素手で材料を扱うと、手が汚れたり、手にトゲが刺さることがあります。
そのため、軍手をしたくなる気持ちもわかりますが、丸ノコで手に傷を負うことを考えて、止めておいてください。

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丸ノコの使い方 傾斜角の調整

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丸ノコで柱用の角材を切断した断面です。
断面に付いているのは、丸ノコの刃の跡です。
ここで、なぜ刃の跡が付いているのかを考えてみます。

通常、丸ノコで柱のように太い材料を切断するときには、柱の四周に切断用の印(墨)を記します。
まず、この墨がきちんと記されていないと、うまく切断できずに、切断面に丸ノコの刃の跡が付いてしまいます。

次に丸ノコの操作です。
きちんと切断用の墨が記されていても、丸ノコをその墨どおりに操作できないと、切断面に丸ノコの刃の跡が付いてしまいます。

最後に丸ノコの傾斜角です。
丸ノコの傾斜角がきちんと直角になっていないと、切断面が斜めになってしまい、刃先が合わずに刃の跡が付いてしまいます。

丸ノコの傾斜角は、直角に調整したとしても、使っているうちに狂ってくるものと考えてください。
もちろん、直角ではない角度にセットしたときも同様です。
そのため、一度セットした傾斜角を信用しすぎずに、作業途中での確認が必要になります。

最後に傾斜角の確認方法です。
丸ノコ本体に傾斜角を示す目盛が付いていますが、この目盛は目安程度にしかならないと思ってください。
一番確実なのは、実際に試し切りをして、その角度を測ることです。
試し切りをしながら、角度を合わせていくのが、一番正確に角度を合わせることが出来ます。

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丸ノコの使い方 スイッチの固定

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丸ノコのスイッチの上、赤く囲ってあるのがスイッチの固定ボタンです。
この固定ボタンは、慣れないうちは使わないほうがいいと思います。

固定ボタンは、スイッチを入れてこのボタンを押し込むことによって、丸ノコをスイッチが入った状態に固定するためのものです。
つまり、スイッチから手を離しても丸ノコは回り続けてしまうということで、キックバックが起きてしまったときにも、丸ノコは回り続けたままということです。

この固定スイッチを使うのは、丸ノコをベンチスタンドに取り付けて丸ノコ盤として使うときと、丸ノコで長い距離を曳き割るときです。
丸ノコをベンチスタンドに取り付けて使うときには、スイッチの固定ボタンがないとどうにもならないし、また、スイッチを固定しても問題はありません。

問題になるのは長い距離を曳き割るときです。
この場合は、スイッチを押し続ける労力を省くためにスイッチを固定するわけで、スイッチを押し続ける労力を惜しまなければ、スイッチを固定する必要はありません。

ただ、作業量が多いとスイッチを押し続けることが、たいへんになることは確かです。
絶対にこのスイッチを使わないでくださいとはいいませんが、出来るだけ使わないようにしたほうがいいですよ。

最後に、意図せずにスイッチに触れてしまい、スイッチが固定されてしまうことがあります。
これが危ない。
スイッチに触れないよう気をつけることと、スイッチがいつの間にか固定されていないか気をつけてください。

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丸ノコの使い方 安全カバー 刃の保護 

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丸ノコの安全カバーには、チップソーの刃の保護という役目もあります。

使い終えた丸ノコを床の上などに置くときに、チップソーがむき出しのままだと、刃を傷めることがあります。
特に床がコンクリートのときには注意が必要です。
一度、コンクリートを擦ってしまうと、刃の切れがかなり悪くなってしまいますからね。

また、床が仕上げ済みの場合には、仕上げ済みの床に傷を付けてしまうことになります。
じつは、これがたいへん。
床材の状態によっては、大々的な張替えが必要になってきます。

以上のようなことは、誰にでもわかっていることです。
それなのに、どうしてもやってしまうからこそ安全カバーが重要です。

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丸ノコの使い方 傾斜させて使う場合

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丸ノコを傾斜させるとは、通常丸ノコのベースとチップソーの角度が直角のところを、直角ではなくするということです。
丸ノコを傾斜させるには、写真の白丸の部分を操作して、ベースとチップソーの角度を調整します。

どのような場合に、丸ノコを傾斜させるのかというと、台形断面のように、斜めに削ぎ落とされているような断面の材料を作るときに、丸ノコを傾斜させて使うことがあります。
それでは、このような断面形状をした材料は、どのような箇所に用いるのかというと、勾配屋根部分で垂木(たるき)を受けるときなどに用いられます。
つまり縦横が水平垂直な桁(けた)の上に、垂木を斜めに乗せるような場合に、桁を斜めに削ぎ落として、垂木の座りをよくするために使うわけです。

それでは、斜めに削ぎ落とされた桁の上に乗った、垂木のほうはどうなのでしょうか。
垂木が桁に接する部分は、そのままでかまいません。
問題は垂木の端部です。
場合によっては、垂木の端部は角度を付けて切断する必要が出てきます・・・垂木の鼻切りなどといわれている作業で、垂木を垂直に切断するような場合です。
その場合にも、丸ノコに傾斜を付けて端部を切断することは可能なのですが、現実にはほとんで行われずに、使い慣れた造作ガイドなどを使って斜めに切断しています。
そのほうがうまく切断できますからね。

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丸ノコの使い方 切断面の毛羽立ち

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丸ノコで化粧ベニヤなどを切断する際に、毛羽立ちの少ない切断面を得るために、切断する箇所にテープを張る方法があります。

写真、向かって左側はテープを張らずに切断しましたが、向かって右側はテープを張ってテープごと切断しました。
なお、切断した箇所を見るために片側のテープは剥がしてあります。
この写真を見ると、テープを張って切断したほうが、いくらか毛羽立ちの少ない切断面になっているのがわかると思います。

丸ノコの切断面が毛羽立つのは、丸ノコの刃が材料から離れるときに、材料の繊維を引っ張ってしまい、引っ張られた繊維がささくれのように毛羽立つからです。
そこで、丸ノコの刃が離れる面にテープを張ってみると、最後に引っ張られる役割を、材料の繊維ではなくテープが負ってくれることになって、いくらか毛羽立ちの少ない切断面が得られます。

ここで注意して欲しいのは、どのようなテープを用いるかです。
材質が弱いテープではあまり効果はありません。
ガムテープのような接着力の強いテープでは、テープを剥がすときに、材料の繊維を引っ張ってしまい、逆効果になることがあります。

今回用いたのは養生テープと呼ばれている、接着力の弱いテープです。
この養生テープあたりが適しているようです。

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