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丸ノコの使い方 留め加工

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二つの材料を組み合わせる際に、写真のように材料の端部を削ぎ落とすようにして組み合わせる方法を、留め(とめ)といいます。
また、そのように端部を加工することを留め加工などということがあります。
ただ、写真のように単純に端部を削ぎ落とすような留めのことは、大留め(おおどめ)、いも留め、ばか留めなどといって、留め加工の中では単純な方法になります。

大留めでは材料を組み合わせるといっても、端部を加工した材料同士を突きつけるだけです。
ところが、和室などで行われる造作では、材料同士が噛合うような留め加工を用いることになります。
ただ、組み合わさった形は大留めと同じになります。

ここで大留めの加工です。
大留めが単純な加工だといっても、この切り口を通常の丸ノコで出すのは無理だと思ってください。
いくら丸ノコの角度を調整しても、きっちりとした45度を出すのは至難の技ですし、切り口も写真のようにきれいにはいきません。
もちろん手ノコで大留めを作るのも、かなり難しいものだと思ってください。

それでは、この大留めはどのようにして作ったのかというと、卓上丸ノコという機械で作ったものです。
卓上丸ノコについては別な機会に書きますが、この卓上丸ノコが普及したおかげで、大留め加工は単純なだけではなく、簡単になりました。

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丸ノコの使い方 小型溝切り

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丸ノコに似ている電動工具です。
メーカーによって、小型溝切り、小穴カッタなどと呼ばれています。
マキタでは小型溝切り、日立では小穴カッタですね。
このような呼び名は、ぜひ統一して欲しいところです。

小型溝切りの役割は、材料に細い溝をつけることです。
溝幅は3mmから21mm程度の間で調整が可能です。
この小型溝切りは、回転するカッターをブレさせることによって、曳き溝を広げるもので、ブレカッターなどと呼ばれることもあるようです。
また、カッター(チップソー)の回転数が通常の丸ノコの倍以上あるため、なかなか勇ましい操作音がするんですよ。

小型溝切りの役割は、材料に細めの溝をつけるためで、この小型溝切りでつけられないような幅の広い溝は、通常の溝切りを用います。
通常の溝切りになってしまうと、丸ノコとはかなり違った形になってしまいます。
そして、通常の溝切りは溝の幅に応じた刃幅のカッターを、その都度交換しながら使うことになります。

小型溝切りの作る細い溝は、材料を差し込むための溝として使うことが多く、この溝にベニヤやボード類などの板材、左官材料などの塗り物を、差し込んで納めることによって、壁際の隙間をなくすような使い方をします。
そして、このような溝のことを散り刳り(ちりじゃくり)などと呼んでいます。
早い話が、壁の端部を差し込んで、きれいに納めるためのスリットですね。
ちなみに、刳り(さくり)は決りとも書きますが、抉り(えぐり)ではないと思います。

もちろん、小型溝切りの役割は散り刳りをつけることだけではありません。
細めの溝全般をつけるために用いられています。

丸ノコの使い方 逆手

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丸ノコを逆手で操作しているところです。
安全面からは、やっていいことなのか、悪いことなのかはわかりません。
少なくとも慣れない人がやってはいけないことだけは確かです。

ただ、安全カバーの固定だけはダメですね。
これだけは絶対にまねしないでください。

通常、丸ノコは身体側にモーター部がくるように保持して、押しながら材料を切り進んでいきます。
それを、丸ノコを逆の向きに保持して、手前に引くようにしながら材料を切り進むことを、逆手といっています。
逆手の場合、丸ノコは自分のほうに向かって進んできます。
さすがに、これは怖いですね。
とくに、何かしらの加減で、丸ノコが材料から外れてしまうとかなり危険です。
ただ、キックバックが起きたときには、丸ノコは自分の身体から離れる方向に飛ばされてくれます。
これは、ちょっと安心です。

それでは、どのような場合に丸ノコを逆手で操作するのか。
それは、合板などの切断しやすい材料を、定規を使って直線切りするときです。
それも、あまり長い距離を切断するのではなく、合板1枚分(1818mm)程度の長さです。
その程度の長さならば、人間はそれほど移動せずに、腕を前から後ろに振るだけで、材料が切断できます。
これが、通常の操作だと、丸ノコを押しながら、材料の長さに近い距離を移動することになります。
1枚2枚を切断するのならば、たいして違いはありませんが、切断する枚数が増えると、効いてくるかもしれません。

どちらにしても、こうゆうことは少しでも怖さを感じたら、やらないほうが賢明です。

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丸ノコの使い方 くり抜く場合

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丸ノコで材料の中間部をくり抜く場合です。
くり抜ける材料は合板類です。
合板類には節やクセがなく素直な材料のため、丸ノコでのくり抜きが可能です。
無垢材や集成材などでは、危険ですのでけっして行わないでください。

丸ノコで材料をくり抜く場合には、回転させた丸ノコを材料の上に、しずかに下ろしていきます。
そして、丸ノコのベースが材料に付いたら、丸ノコを目的のところまで、しずかに進めていきます。

ここで、丸ノコの刃は出しすぎないことです。
刃が出すぎていると、刃と材料との摩擦が大きくなって、キックバックが起こる恐れがあります。
刃は材料の厚さプラス3~5mmも出ていればよいでしょう。

じつは、この刃を出しすぎないということが、余計な作業を生みます。
丸ノコというのは、材料の端から端まで切りきる場合には、刃の丸さを意識しないで済みますが、材料の途中から切りはじめたり、材料の途中で切りおえると、切断したところが丸い刃の形に残ってしまいます。
その丸い刃の跡も、丸ノコの刃の中間部に近ければ、手ノコでの切断のように垂直に近くなります。
ところが、刃を出しすぎないで切断作業を行うとなると、刃の先端部の水平に近い部分を用いることになります。
つまり、刃を出しすぎないで切断作業を行うということは、手ノコを斜めにして切断作業を行うことと同じことで、目的の位置よりも切りすぎたり、切り足りなかったりすることになります。

写真は切り足りなかった部分を、手ノコで切っているところです。
この作業を面倒くさがって、丸ノコで切りすぎてしまうと、材料の強度が落ちます。
また、刃を出しすぎると、キックバックの恐れがあります。

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