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合板工作 馬 その1

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先日、依頼を受けて作成した馬(作業台)です。
たて枠の凹部に丸太を載せるためのものということでした。

当初は角材を用いて頑丈に作るつもりでしたが、そこまでする必要はないとのこと。
というよりも、年に1~2回しか使わないものなので、大きくて重たいものは困るとのことでした。
そこで、軽くてコンパクトに片付けられるようにということで、合板を組み合わせたものを考えてみました。

合板を組み合わせた馬は、大工さんやサイディング屋さんなどが、現場に持ち込んで材料を加工するのに用いています。
その馬の考え方を流用して作ったものが、写真の馬です。

大工さんやサイディング屋さんなどが現場に持ち込む馬は、2枚の合板をX形に組み合わせたものです。
それに対して写真の馬は、3枚の合板をH形に組み合わせたものですが、合板を組み合わせる考え方は違うものではありません。

ここで、この馬の上に天板を載せるとテーブルのできあがりです。
馬の頂部に突起を設け、天板のほうに突起を受けるような凹みを設ければ、天板が動くことはありません。
これで、自分の好きな高さ、広さのテーブルを作ることができます。

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こちらが合板を組み合わせた部分です。
具体的には、合板の厚さよりも1~2mm広いスリットを設けて、組み合わせるようにすること。
スリットが狭いと組み合わせるのに苦労しますし、スリットが広すぎると組み合わせが不安定になります。

もし、スリットが狭いときには、紙やすりでこすってスリットを広げてみてください。
くれぐれも、丸ノコを使ってスリットを広げないように。
危険な作業になってしまいます。

反対にスリットが広いときには、ガムテープや薄ベニアなどを張って狭くしてみてください。
広すぎるからといって、作り直す必要はありません。

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写真は、合板の割り付けです。(左端の部材は関係ありません)
このように1枚の合板でうまく割り付けられれば材料が無駄にならないのですが、そのことにこだわり過ぎないで下さい。
合板1枚の値段は千数百円です。
こだわり過ぎて、使いにくい物ができてしまったら本末転倒です。

ここで、肝心なことです。
使用する合板の厚さは12mm以上としてください。
9mm以下では薄すぎて、合板が曲がったり割れてしまうことがあります。
もちろん、12mmの合板でも過大な力がかかると、曲がったり割れてしまいますが、木工作業用の馬としてならば12mmで充分でしょう。

それから、木というものは湿気の影響で反ることがあります。
これは合板でも同様で、厚さ12mmの合板ぐらいまでは反ることがあります。
反りを防ぐためには、両面にペンキを塗ってしまってください。
そうすれば、湿気の影響から逃れることができ、反りが発生しにくくなるはずです。

さらに、ペンキ塗りについては、合板の耐水性能を上げるのに役立ちます。
合板というものは完全耐水合板と銘打たれていても、水には濡らさないほうが賢明です。
ペンキを塗った合板は、無塗装品よりも確実に長持ちします。

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こちらは、ひととおり合板を組み上げた段階です。
このままでもいいのですが、この状態から強度にあまり影響を及ぼさない部分をくり抜いていきます。
そうすると、軽くなるのは当然なのですが、くり抜いた部分に手をかけられるようになるので、持ち運びやすくなります。
板状のままで待ち上げようとすると、両手を使わないと厳しいところ、くり抜いてしまえばそこに手をかけられるから、片手で充分ということです。

くり抜きについては、私としては残す部分の幅を10cm程度は確保するようにしています。
さらに組み立てた段階で、少しでも不安を感じたならば、補強するなり作りかえるなりしています。
これは、あくまでも私の経験則なので、自分で行うときには自己責任で行ってください。
きっちり行おうとするならば、材料力学の知識が必要になります。

テーマ : Do It Yourself
ジャンル : 趣味・実用

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